アン・ハサウェイが嫌われる理由
こんなに可愛くて、美人な人がアメリカでは嫌われているみたい
アン・ハサウェイの代表作は前回でもご紹介した
“マイ・インターン”
“ワン・デイ 23年のラブストーリー”
その他にも
“オーシャンズ8”
“ダークナイト ライジング”
“アリス・イン・ワンダーランド”
“レ・ミゼラブル”
“プリティ・プリンセス”
例をあげればきりがない程たくさんの名作、良作に出演している
アン・ハサウェイ自身も人格者として有名で業界の中でもアン・ハサウェイを支持する人は多い
でもネットではアン・ハサウェイを誹謗中傷する書き込みは少なくないと
“顔がキライ” “演技が大げさ” “KY(空気)が読めない”

僕はそうは思わないけど・・・
このピンクのドレスも乳首が透けて見えているようで“下品”だとバッシングをされた事も
アン・ハサウェイを批判する勢いは止まらずついには「 Anne Hathaway hate」がトレンド入りし、検索では1000万ページがヒットする事態に
「Hathahaters(ハサウェイを嫌う者たち)」という造語まで生まれてしまいアン・ハサウェイはこの件について
まるでビンタをされたような お腹にボディブローを受けたような
アン・ハサウェイ
感覚に陥り評判が悪いとの理由で仕事のオファーがなくなったりと仕事にも支障が出てしまう程に
有名人、みんなで叩けば怖くない
ネットやマスコミの洗礼を受けてしまったアン・ハサウェイですが、アン・ハサウェイは負けずと仕事に打ち込みます
そして美しいだけじゃない”強い”女優へ進化していきます
酷い扱いを受けたけれど、それによって成長することが出来たの。あの出来事の全てが、私をより愛情ある優しい人間に変えてくれたわ。自分を哀れんだりはしない
アン・ハサウェイ
完璧な顔とスタイル、知性も兼ね揃えた人でもスランプはある
目立てば出る杭は打たれてしまう世の中
アン・ハサウェイは幸運だけではない努力の人である所にも僕は魅力を感じる
『マイ・インターン』の制作後 に学んだ事

『マイ・インターン』の制作後、アン・ハサウェイとロバート・デ・ニーロは「共演して学んだことは?」というテーマで対談し、”謙虚さ”を学んだといいます
あなたは常に謙虚でした。偉ぶった態度なんてこれっぽっちもなくて。嬉しい発見でした。有名で伝説的な人なのに、うぬぼれたりしていなかったんですよ。仕事に誇りをもって、演技を完璧にしようとするのに、エゴがまったくなかった
アン・ハサウェイ
また、ここで彼女は「最近、自分の仕事で学んだことは?」という質問に対してもこのように語っています。
(2015年の『Grounded』で)一人芝居の舞台に立ったとき、私生活でいろいろあった時期だったから、続けられる自信がなかったんです。つらい日々でした。その時はほんとうに続けられると思えなくて。それで、劇場の支配人に電話をすると、”それでもやらなきゃダメだ。信じるんだ、答えは舞台にある”と言ってくれたんです
アン・ハサウェイ
その舞台でも忘れられないことがありました。セリフが出てこなくなって、なんとかしなきゃ!と思ってとっさに、まずは落ち着くために舞台の上で丸くなったんです。台無しにしたと思ったけれど、観客は演技だと思って感動してくれていて
アン・ハサウェイ
そのときに、自分や自分の考えは関係なく、完璧なセットも必要なく、ただ受け入れること。脚本を信じて役に入り込んでとにかく稽古して、身を委ねることが大切なんだと学びました
アン・ハサウェイ
インタビュー記事の引用ではありますが、アン・ハサウェイの言葉が僕にとって素晴らしい言葉だったのでここに記録します
アン・ハサウェイも常に成長している
過去の苦労、苦悩があり今の美しさがある
そんな風にアン・ハサウェイを見る事ができれば、見ている人の心も美しくなるんじゃないでしょうか
嫉妬、妬み、嫉み
アン・ハサウェイに向けてストレス発散ができればいいですが、それであなたの本当の問題は解決するんでしょうか?
とアンチアン・ハサウェイに僕は言いたい
ラブ&ドラッグ(2010)

監督 エドワード・ズウィック
主演 アン・ハサウェイ ジェイク・ジレンホール
上映時間 112分
“ホンモノの愛はアレから始まる!? ”
火遊びが過ぎて仕事をクビになったジェイミー(ジェイク・ギレンホール)は、医薬品大手のファイザー製薬で営業マンの職を得た。得意の話術で大病院に攻勢をかける彼だったが、強力なライバルのせいでなかなか結果を出せない。そんなとき、彼は若年性パーキンソン病を患う女性マギー(アン・ハサウェイ)と知り合う。持病のため恋愛関係を避ける彼女と、体だけという約束で交際を始めるジェイミー。やがて新薬バイアグラを扱い始めた彼はトップセールスマンとなっていくが・・・。
ラブ & ドラッグ (2010)
ジェイミー・レイディのノンフィクション『涙と笑いの奮闘記 全米セールスNo.1に輝いた〈バイアグラ〉セールスマン』を原作としたロマンティックラブコメディ
ラブコメのジャンルなんだけれど、難病の彼女を生涯かけて愛する事ができるのかという普遍的なテーマを深堀した考えさせられる作品

切らないで。君の声を聞くのが好きなんだ
ラブ&ドラッグ(2010)
ジェイク・ギレンホールは生粋の女好きの役柄
アン・ハサウェイと出会い、アン・ハサウェイを口説き落とそうとあの手この手で迫ります
物語が90年代の設定なので携帯電話がなく
家の電話で毎日デートに誘う
ジェイク・ギレンホールじゃなかったら警察沙汰になってるかも・・・
アン・ハサウェイもその押しに負け、デートに応じる事に

いつか別れたら友達に悪口を言いまくる
ラブ&ドラッグ(2010)
アメリカの医薬品は高く、隣国カナダまでバスで医薬品を買いに行く人達がいる
アン・ハサウェイはパーキンソン病の薬をカナダまでバスで買いに行き、バスで帰る生活を送っている
どうしても付き合いたいジェイク・ギレンホールは寒い中帰ってくるまでアン・ハサウェイを待っていました
そして交際の申し入れをします
アン・ハサウェイは交際を承諾しますが、返答の仕方がなんとも洒落ている

ラブ&ドラッグはアン・ハサウェイの大体なヌードシーンもあり話題になった映画の1つ
“プラダを着た悪魔”以降の作品であり名実ともに女優としての地位を確立していたにも関わらずその大胆な脱ぎっぷりにファンは驚きを隠せなかった
アン・ハサウェイの女優としての覚悟のようなものも垣間見える
それにしてもキレイ

妻は愛している。だが人生をやり直せるなら二度とはごめんだ。アドバイスが欲しいって?悪いことは云わん。今のうちに彼女と別れなさい
ラブ&ドラッグ(2010)
パーキンソン病患者が集う集会に参加したアン・ハサウェイとジェイク・ギレンホール
重度のパーキンソン病の奥様を持つおじさんがジェイク・ギレンホールに話す言葉
この言葉辺りから物語はラブコメからヒューマンドラマへ
自身の彼女が難病にかかったら?
同じように愛せるのだろうか
長い人生彼女を支えてあげられるのだろうか
この問いは未だに僕の心の中で重くのしかかるようにこだましている

そしてラストシーンへ
ジェイク・ギレンホールとアン・ハサウェイ、2人の運命、2人の決断はあなたの目で確かめてみてください
まとめ
『ラブ&ドラッグ』は僕にとって名作であり2人のスクリーン上での相性も抜群で
見ていて飽きない
それに監督エドワード・ズウィックも大好きな監督
代表作に
“戦火の勇気” 主演 メグ・ライアン デンゼル・ワシントン
“レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い” 主演 ブラッド・ピット アンソニー・ホプキンス
“ラストサムライ” 主演 トム・クルーズ 渡辺謙
今まで紹介してきた大好きな俳優をカッコよくドラマチックに描いてくれた監督
今日はアン・ハサウェイという女性を掘り下げてみけれど
愛とは自分が好きな彼氏、彼女にだけ抱くものではなくて、頑張っているすべての人に向けられるべきだし、向けられたらもっと世界は平和になるんじゃないでしょうか
まずは自分の彼女を愛し、幸せにしたいとは思うけどね
予告編でも紹介されるあのセリフは

に書いているので見てみて