ブラピが演じるギリシャ軍最強の戦士 アキレス
ブラピってこんなに筋肉隆々だったっけ!?
それもそのはず、ブラピは映画『トロイ』(2004)に出演するにあたって、撮影の6カ月前から役作りに励み、トレーニングを重ねてこの筋肉を手に入れた
“単なるトレーニングの枠を超えていたね”とブラピは言う
ハンパない意気込みで挑んだのが映画『トロイ』(2004)
ブラピが本格的なアクションに挑戦するのもあって期待は上がりっぱなし
実は『トロイ』(2004)はブラピが経営する“PLAN B”が製作した初めての作品
ブラピが創りたい映画にブラピが主演する、これがブラピの魅力を100%発揮する方程式!
『トロイ』予告編
見たかったブラピがここにいる!
カリスマ性、筋肉、風になびく長い金髪、肉弾戦
ここに興奮してしまうのは僕だけなんだろうか!?
世界興行収入4億9千万ドル
ブラピ史上最大のヒット作となった作品でもある『トロイ』(2004)
単なる最強の戦士を演じるだけではこんなにもヒットしなかったし、ましてや演技や作品の質にこだわるブラピがまず生半可なものを製作をするはずがない
そこには複雑に絡み合う『愛』の物語が秘められていた
『トロイ』レビュー
監督 ウォルフガング・ペーターゼン
主演 ブラッド・ピット
出演 エリック・バナ オーランド・ブルーム ダイアン・クルーガー ブライアン・コックス ショーン・ビーン ローズ・バーン ピーター・オトゥール
上映時間 163分
“それは史上最大の愛の闘い”
スパルタ王メネラオス(ブレンダン・グリーソン)とトロイの王子ヘクトル(エリック・バナ)が、長年にわたる戦いの終結を祝って宴を開く。しかしそんな中、ヘクトルの弟パリス(オーランド・ブルーム)は、絶世の美女と謳われた、メネラオスの妻ヘレン(ダイアン・クルーガー)に押さえきれない想いを抱いていた。望まぬ相手との結婚、黄金の鳥かごの中での生活に疲れ切っていたヘレンもまた、パリスに心惹かれる。許されぬ愛と知りながらも、若さゆえ、情熱のままにパリスはヘレンを奪い去ってしまう。そのふるまいが、史上最大の「愛」のための闘いを引き起こすことを、二人はまだ知らずにいた・・・
『トロイ』(2014) あらすじ
『トロイ』のブラピはカッコ良すぎる
アキレスにとってのアキレス腱は“心”だったと思う
ブラッド・ピット 『トロイ』(2004) インタビュー
『トロイ』(2004)はスペクタクル・アクション超大作ではあるけれど、人間ドラマがメインとなっている
特にアキレスの心の変化が繊細に描かれている
『トロイ』(2004)には他にも魅力的なキャラクター、衣装、建造物、CGと実写を合わせた驚異の映像等、色んな要素が込められていて、一番見てほしいポイント、一番面白いポイントはここ!っていうのが本当に難しい!
でも敢えて『トロイ』(2004)の1番の見どころを挙げるとしたら、それは“カッコ良すぎるブラピ”
美しいブラピが美しく舞う
ブラピ史上最強のアクションと最高の美しさを堪能できるのがこの『トロイ』(2004)
ウソだと思う前に観てみて、きっと共感頂けるはず
『トロイ』の戦闘シーンは超リアル!
思い知らせてやれ、俺たちは“獅子”だ。
アキレス『トロイ』(2004)
知ってるか、あの岸に何が待っているか。
永遠の名声だ、つかめ、その手で!
僕はブラピがこのセリフを言うシーン、トロイへ入国する前の船上でのシーンが大好きでした
一国相手に50人で立ち向かう
ビビるでしょう、そりゃ
ただアキレスのこの掛け声で戦士たちは奮い立つ!
1000年後まで歴史に名を残すための闘い
なんだからビビってる場合じゃない
でもビビる、、、
アクション映画の名言・名セリフでもご紹介!
ヘクトルもカッコいい
ヘクトルは高貴で、勇敢な男だ。
エリック・バナ 『トロイ』(2004)インタビュー
トロイ軍最強の戦士 ヘクトル
むしろこっちが主人公でもいいくらい、良い人!
『トロイ』(2004)の最大の見せ場でもあるアキレス VS ヘクトルの一騎打ちシーン
アキレスにも勝ってほしいけど、ヘクトルも負けないで・・・とどちらも応援したくなる程、魅力的なキャラクターたち
こんなにも悲しく激しい一騎打ちは見た事がない!
撮影秘話として、このシーンを撮影するのに総勢30名が3ヶ月を要して考案にあたり、ブラッド・ピットとエリック・バナも毎日4時間、8週間に及ぶリハーサルを重ねたみたい
その甲斐あって、アキレスとヘクトルの闘いはスタントなしのリアルアクション
この映画の中で最も華々しく、魅力的で、驚くべき闘いになっている
ウォルフガング・ペターゼン監督 『トロイ』(2004)インタビュー
ウォルフガング・ペターゼン監督も一押しの本作最大の見どころ
『トロイ』は実話をベースした“愛”の物語
パリスは闘うんだ。愛のためにね。
オーランド・ブルーム『トロイ』(2004) インタビュー
パリスはオーランド・ブルームのハマリ役なのかもしれない・・・
若気の至りから出た彼の身勝手な行動によって、この戦争は始まっていく
『トロイ』(2004)の中では1番“人間らしい”
オーランド・ブルームの代表作「パイレーツ・オブ・カリビアン」「ロード・オブ・ザ・リング」
イケメン王子とイケメンエルフ
そろそろ人間臭い役を演じたくなったのかな
イケメンを敢えてダメな方に使う事によっと役者として演技の幅を増やしたオーランド・ブルーム
パリスの役柄は情けないし自分勝手で憎いキャラなのに、どうしても爽やかイケメン過ぎて憎めない!
『トロイ』の女優たち
絶世の美女 メネラオスの王妃 ヘレン:ダイアン・クルーガー
パリスに巡り会い、今まで経験したことのない、愛に希望を見出すのよ
ダイアン・クルーガー『トロイ』(2004) インタビュー
戦争のきっかけとなってしまうパリスとヘレンの「愛」
「愛」ってなんで障害がある程、本気になってしまうんだろう
若き王子との駆け落ち
女子なら一度は妄想した事があるシチュエーションじゃないだろうか
パリスがヘレンに放つ愛の言葉が名言だと思う
気になる方は
こちらをチェックしてみてください
ダイアン・クルーガーのこの時期の美しさは異常!
トロイの王族 ブリセウス:ローズ・バーン
ギリシャ軍の捕虜となるが、やがてアキレスと運命的な恋に落ちる重要な役どころ
演じるローズ・バーンは『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』(2002)のアミダラの召使ドルメ役に抜擢され注目を集めた女優
ヘレンとブリセウス、お姫様か神官か
どちらが好みかは意見が別れそうなところ
どちらも美しい女優陣が『トロイ』(2004)に華を添えてくれている
トロイの木馬とは
“トロイの木馬”とは、トロイ戦争を陥落させる決め手となったとされる装置の事を指す
ギリシャ軍は鉄壁の守りを誇る“トロイの城壁”を攻略するためある作戦を思いつく
それが“トロイの木馬”作戦だった
ある朝トロイ軍の兵士がギリシャ軍が駐屯する浜辺に様子を見に行くと、そこには大軍のギリシャ軍の姿はなく、あるのは大きな“木馬”のみだった
トロイの兵士たちは、海の神に捧げるために“木馬”を作り、敗北を悟り逃げ出したと思い込み、その木馬を戦争に勝利した証として場内に運び、宴を開催した
その中にはギリシャ軍が隠れているとも知らずに・・・
ウォルフガング・ペーターゼン監督は『トロイ』(2004)を監督するにあたり、ホメロスの『イリアス』をベースにしていると語る
あまりにも有名な史実を基にした『トロイ』(2004)を監督するというのはどれほどのプレッシャーなんだろう・・・
人生は闘い、生き延びるための闘いだ。生きていくことは、闘うということに尽きる
ウォルフガング・ペターゼン 『トロイ』(2004) インタビュー
本作は史実を基にしてはいるけれど、「愛」をテーマにした群像劇だという
監督の史実への解釈とエッセンスの取り入れ方が功を成して、『トロイ』(2004)がよりリアルな人間ドラマとなっているからこそストーリーが深く、面白い
欲を言えば・・・
アキレス腱を射られてしまうアキレス
“アキレス腱”の由来とも言われる有名な逸話
クライマックスシーン、パリスの弓が都合良くアキレスのアキレス腱に当たる
“映画的過ぎるクライマックス”が少し残念に思えたかな・・・
史実を基にしているだけであれば、“アキレスの死”にももっとひねりがあっても良かった!
それ以外は完璧なまでの映画だと僕は思う!
まとめ
ブラッドって、家ではもちろん、旅行先でも外に出ないで、いっつも映画を観てるのよ!
ジェニファー・アニストン 『トロイ』(2004)インタビュー
当時、ブラッド・ピット&ジェニファー・アニストンは夫婦だったので、なんだかこのインタビューを見返してしまうと悲しくなってしまう・・・
タランティーノに負けないくらいの映画好きなブラッド・ピット
今までのブラピの作品は自分自身が演じたい役を演じる事が多かったように感じる
『カリフォルニア』(1993)や『12モンキーズ』(1995)なんかがそう
『トロイ』(2004)公開の時、ブラピは40歳
『トロイ』が30代最後の仕事だったのかもしれない
30代から40代へ
人生の節目で製作会社『PLAN-B』を立ち上げた事によって、より一層映画ファンが自分にどんなことを求めているか意識し出したのもあったんじゃないだろうか
“美しいブラピが見たい”“アクションスターとしてのブラピが見たい”
そんな要望に応えてくれたのが本作
そして今後より“映画とは”という永遠のテーマに向き合う事になっていくことになる
ブラピの映画の旅は続く・・・