キアヌ・リーブス 完全復活!

『スピード』(1994) 『マトリックス』(1999~)
そしてまたキアヌ・リーブスの新たなアクション映画が誕生!
『ジョン・ウィック』(2014) 引退した伝説の殺し屋シリーズ
監督は『マトリックス』でキアヌ・リーブスのスタントも務めたチャド・スタエルスキ
『マトリックス』以降、キアヌはキャリア低迷と言われていたけれど、この映画で完全復活!
キアヌ・リーブスが好きな人は必ず好きになる映画だし、好きじゃなかった人も必ず好きになる
『ジョン・ウィック』予告編
スタントマン出身の監督という事もあって、とにかくアクションがリアル!
アクション重視でわかりやすいストーリーと演出
無駄なものを無くしてリアルを追求した超戦闘型アクション大作!
キアヌ・リーブスもほぼノースタントで実際に撮影前に実戦の訓練を受けて撮影に臨むほどの気合の入れよう
監督とは『マトリックス』でも仕事を一緒にしていたため、息もピッタリ!
笑い一切なしの純度100%のアクション!
悲しいキアヌ・リーブスはなぜこんなにも美しいんだろう
『ジョン・ウィック』レビュー

監督 チャド・スタエルスキ
主演 キアヌ・リーブス
出演 ミカエル・ニクヴィスト エイドリアンヌ・パリッキ ブリジット・モナハン ジョン・レグイザモ ウィリアム・デフォー
上映時間 101分
“見惚れるほどの、復讐”
裏社会に語り継がれる一騎当千・伝説の殺し屋ジョン・ウィック。愛を知り、表の世界へと足を洗い平穏な日々を送っていた彼は、ある日、不運にも彼の愛するもの全てをマフィアに奪われてしまう。怒りに震え、心の奥底に封じ込めた”殺し屋の魂”を解き放ち、復讐のために独り立ち上がる
『ジョン・ウィック』(2014) あらすじ
見どころとポイントをチェック!
“デイジー” 出会いと別れ

ジョン、一緒にいられなくてごめんなさい
あなたには愛する人が必要よ、この子を愛して、車じゃダメ、愛しているわ
『ジョン・ウィック』(2014)ワンシーン
ジョン・ウィックを“復讐”へと駆り立てた最大の理由が“犬”
ジョン・ウィックにとっては自分自身よりも大切なものなんじゃないかな
それを目の前で理由もなく無残に殺されれば、怒るのも当然
ジョン・ウィックの物語は悲しみのピークから始まる
ジョン・ウィック “殺し”の伝説

ある時、バーで3人を殺した、鉛筆で。わかるか、鉛筆でだ
『ジョン・ウィック』(2014) 伝説
殺し屋として名を馳せた“ジョン・ウィック”
そこには“鉛筆”で殺したエピソードも
どんな状況でも相手を仕留める、それが伝説たる由縁
ガンアクション+クンフー=“ガン・フー”
パンチを繰り出すかのような銃さばき
キアヌ・リーブスと監督が作り出したアクションの新ジャンル“ガン・フー”
必ず急所を狙って致命傷を与える
至近距離での銃撃戦は歴代の映画史上最も美しく過激
血しぶきが飛び交う“レッドサークル”でのアクションシーンは「マトリックス」のビルでのガンアクションシーンに匹敵する迫力と凄さ
血しぶきが苦手な人には刺激的かもだけど、キアヌの華麗なるアクションには惚れ惚れすると思う
『ジョン・ウィック』のとんでもキルカウント

ジョン・ウィックが“ガン・フー”で葬った数
84人
上映時間101分の中で84人も殺しちゃう
1分に1人は死んでる計算になる・・・
体感的には10分に一度のアクション!そして全てがリアル
“キアヌ無双”は「マトリックス」並み!
“殺し屋”の世界観を支える名キャストたち

気の毒に、大丈夫か?
どうして彼女が?
理由などないんだ、人生に悲しみはつきものだ
『ジョン・ウィック』(2014) マーカス
マーカス:ウィリアム・デフォー
最初、絶対にジョン・ウィックを狙う殺し屋だと思ってたら(ウィリアム・デフォーは悪役が多い俳優)今回はかなりいい人
正しいウィリアム・デフォーの使い方だと思う

300万以下の仕事を?
掟を破れば400万よ
愚かな女だ
『ジョン・ウィック』(2014) ジョン・ウィック vs バーキンズ
ミズ・パーキンズ:エイドリアンヌ・パリッキ
金に目がない女殺し屋を演じる
ジョン・ウィックは女性だからと言って、同業者には容赦なし!
不意打ちには鉄拳制裁!
ジョン・ウィックの奥さんはブリジット・モナハン
ウィル・スミス主演「アイ・ロボット」(2004)にも出演していた美人女優さん
回想シーンだけではもったいないけど、仕方ない・・・
解体屋のオーナー、オーレリオ:ジョン・レグイザモはやっぱり名チンピラ!
少ないシーンでしっかりと存在感を放っていた
殺し屋たち御用達“コンチネンタル・ホテル”の支配人 ウィンストン:イアン・マクシェーン
「ホテルの中では絶対に殺しの仕事を行ってはならない」
この掟は必ず守らなければいけない
殺しの中でも流儀あり
この掟があるからこそ、この殺し屋たちの世界が美しい
※お気に入りのわき役はコンチネンタルの地下バーの右腕タトゥーの女性バーテンダーアディ:ブリジット・リーガン
地味にキレイで好きだった
『ジョン・ウィック』のツッコミどころ
ヴィゴの息子:ヨセフ・タラソフだけがなぜか“ジョン・ウィック”の凄さを知らない
ボンボンを演出したかったのか、ここは都合がいい・・・
やたらとNYの空撮シーンがあるけど、“殺し屋の世界”の強調と刷り込みなのかな
ちょいしつこめの演出
悪くはないけどね
クライマックスに一言
いつもはエンディングやクライマックスを語るのは敢えて避けているけれど、
『ジョン・ウィック』にはストーリーは合ってないようなものだから、少しクライマックスに触れたい
ジョン・ウィックとロシアン・マフィアのボス:ヴィゴの一騎打ち
少し盛り上がりに欠ける展開だったかな~
でもそのストレスが『ジョン・ウィック:チャプター2』への伏線なのであれば、失礼しました
まとめ

ジョン・ウィックだ。12時にディナーの予約を頼む
『ジョン・ウィック』(2014) セリフ
金のコインや殺し屋たちの隠語
細かい設定がどうしても気になってしまう
それがもうすでに『ジョン・ウィック』シリーズにハマっている証
復讐に燃える殺し屋“ジョン・ウィック”
愛のために自分を変えようとし、愛に生きると誓った
しかしヴィゴは云う
“この世界は君を追いかける、どこまでもつきまとい、君に近づくもの全員を毒に感染させる”
ジョン・ウィックはその運命に抗う事ができるのか

『ジョン・ウィック:チャプター2』についてはこちら

女性版『ジョン・ウィック』!クレジットされてないけど『アトミック・ブロンド』の監督は『ジョン・ウィック』の共同監督が手掛ける作品
だから面白い!
2019年10月4日最新作『ジョン・ウィック:チャプター3』も公開決定!
ジョン・ウィックの運命と“ガン・フー”は見逃せない