B級ガールズ・ムービー『デス・プルーフ in グラインドハウス』

1.全世界の足フェチのための映画『デス・プルーフ in グラインドハウス』

デス・プルーフ in グラインドハウス
Death Proof 引用

クエンティン・タランティーノ監督と盟友、ロバート・ロドリゲスが低予算のB級映画ばかり上映する往年のB級映画館を現代に蘇らせんと画策したのが『グラインドハウス』 シリーズ

前回はロバート・ロドリゲス監督『プラネット・テラー in グラインドハウス』をレビューしたので

今回はクエンティン・タランティーノが監督した『デス・プルーフ in グラインドハウス

『デス・プルーフ in グラインドハウス』予告編

『デス・プルーフ in グラインドハウス』予告編 引用

デス・プルーフ”=“耐死仕様” このアイディアはタランティーノとその俳優の友達の何気ないやりとりがきっかけだったみたい

デス・プルーフ in グラインドハウス
Death Proof 引用

たとえば『デス・プルーフ』っていうタイトルもそうだよ。もうずいぶん昔だけど、俺は車を買い換えようと思っていて、俳優の友達に『安全重視でボルボにしようと思ってる』と言った。すると彼は『どんな車でも、好きなのを買ってスタントマンに預ければいいよ。そうすれば、車を“デス・プルーフ(耐死仕様)”に改造してくれるから』って言ったんだ。その記憶が今回、ポロリと出てきて『おー、使えるぜ』ってピンと来たわけ(笑)」

クエンティン・タランティーノ『デス・プルーフ in グラインドハウス』インタビュー

タランティーノの好きなものが詰まったオリジナルストーリー

とはいえどこかで観たことあるかのような勧善懲悪の分かりやすいお話

マニアックな部分は相当調べないと分かりにくいけど、ただただ終われば爽快感!?

僕的には休日の深夜にお酒を片手に寝転びながら1人で見るのに丁度いい映画でした

女子が頑張る映画としては女子におすすめだけど、グロにはご注意を。。。

■目次

1.全世界の足フェチのための映画『デス・プルーフ in グラインドハウス』

2.『デス・プルーフ in グラインドハウス』レビュー

3.タランティーノ・ユニバースの世界観

4.まとめ

2.『デス・プルーフ in グラインドハウス』レビュー

デス・プルーフ in グラインドハウス
Death Proof 引用

監督 クエンティン・タランティーノ

主演 カート・ラッセル  ヴァネッサ・フェルリト  ゾーイ・ベル

出演 シドニー・ターミア・ポワチエ ジョーダン・ラッド ロザリオ・ドーソン トレイシー・トムズ メアリー・エリザベス・ウィンステッド

上映時間 113分

ドレスコードはスリルと興奮

テキサス州オースティン、地元ラジオ局のDJジャングル・ジュリア(シドニー・ターミア・ポワチエ)は、友人のアーリーン(ヴァネッサ・フェルリト)、シャナ(ジョーダン・ラッド)と共に「テキサス・チリ・パーラー」という飲み屋へ。アーリーンは、そこでスタントマン・マイク(カート・ラッセル)という男に出会うが、彼が自分たちを一日中つけ回していたことに思い当たる。アーリーンらは、車で店を去るが、時を同じくして、自身の“対死仕様”(Death Proof)の車で店を後にしたスタントマン・マイクが恐ろしい本性を露わにする・・・

『デス・プルーフ in グラインド・ハウス』(2007)

タランティーノならではの斬新なストーリー構成

短編を2本つなぎ合わせたような構成になっていて、映画の前半と後半で登場人物がガラッと入れ替わる

それぞれの見せ場を見ていきたい

へそ出しラップダンス

デス・プルーフ in グラインドハウス
Death Proof 引用

前半の見せ場はここ!

バタフライ(ヴァネッサ・フェルリト)のラップダンス! ※真ん中の女性

場末の酒場にあるジュークボックスから流れる、センスのいい音楽に乗せた妖艶なダンス

見ているこっちが恥ずかしくなるくらいエロイ

完全に男性ファンへのサービスシーン

女性の方は、男性が鼻の下を伸ばしているのを許してあげて下さい

ダンサーが着席した後援者と身体的に接触しているストリップクラブで提供される一種のエロティックなダンスパフォーマンスです。

ラップダンスとは 引用

※これは仕方ない・・・

なにかと足、足、足

デス・プルーフ in グラインドハウス

長い足にむっちり足に短い足

しつこいくらいの足の強調!

あなたの好きな足は? ※僕はむっちり足かな

長くてキレイな美脚をなめるように魅せては壊す!?

タランティーノの悪趣味全開の前半戦

だってB級映画『グラインドハウス』だもん

とかこつけて、タランティーノはやりたい放題!

映画と言うかただタランティーノのやりたいこと(足ムービーとラップダンス)を映像化しただけ

※それで映画になるのも凄い・・・

タランティーノが好きそう、考えそうな展開がもはやそれをB級映画というのかな

前半のクライマックスはグロ注意報がありますので、ご用心を

CG無しのリアルカーアクション!

デス・プルーフ in グラインドハウス
Death Proof 引用

後半はここ!

映画全体でも最大の見せ場となる一流スタントマンによるリアルカーアクション

まるでボロボロのジェットコースターに乗っているようなスリル

キル・ビル』ユマ・サーマンのスタントマンを務めたゾーイ・ベルが命がけのアクションに挑戦!

この人、本当に凄い!女性版トム・クルーズと言っても過言ではないくらい

本作でゾーイ・ベルは本人役として出演

“ダッチ・チャレンジャー”で最高のスタントをするのが夢とのことで時速160kmの車のボンネットに張り付きます、常人には理解できません

スリルが大好きな設定!? それともゾーイ・ベルの本当の夢!?

チアリーダーとフォードマスタング

デス・プルーフ in グラインドハウス
Death Proof 引用

ビジュアルもセンス抜群

“フォードマスタング”は確かにカッコいい

だけどタランティーノがもっと好きなのは絶対にチアガールだと思う

メアリー・エリザベス・ウィンステッドは『ダイハード4.0』(2007)でのブルース・ウィリスの娘役の俳優さん

デス・プルーフ in プラネット・テラー』の女子メンバーの中では1番色んな話題作に出演している美人女優

映画の中では途中退場しちゃったけど、大丈夫だったのだろうか・・・?

カート・ラッセルの怪演

デス・プルーフ in グラインドハウス
Death Proof 引用

森は美しく、暗くて深い。守るべき約束のため眠る前に何マイルも進む。

いいか?バタフライ。

眠る前に何マイルも進む。

デス・プルーフ in グラインドハウス(2007)

こういうクサいセリフが余計にB級感を醸し出しているような気もする

前半のクライマックス手前、スタントマンマイク(カート・ラッセル)がバタフライに詩を読むシーン

ロマンチックなシーンだけど、なんか安っぽい・・・

デス・プルーフ in グラインドハウス
Death Proof 引用

このシーンは特にキモかった!!

カート・ラッセルをこの映画から見る人誤解しないでほしいな

カート・ラッセルは本来超渋い俳優さん ※『ワイスピ』のMr.ノーバディー役なんかの人

僕は『デットフォール』(1989)と『バックドラフト』(1991)が好き

カート・ラッセルは正義感が強い役柄が多いイメージだけどこんなにも悪役なのは珍しい

貴重な悪役変態カート・ラッセルを見れるのも『デス・プルーフ』の面白さ

3.タランティーノ・ユニバースの世界観

デス・プルーフ in グラインドハウス
Death Proof 引用

パム:ローズ・マッゴーワン

『プラネット・テラー』でチェリー・ダーリン(片足マシンガン美女)を演じていたローズ・マッゴーワンは実は『デス・プルーフ』にも出演!

金髪、色白、どう見ても死ぬオーラしか出ていないからわからなかったー!

デス・プルーフ in グラインドハウス
Death Proof 引用

ちなみにダコタ先生もチョイ役で出演している ※『プラネット・テラー』の闘う女医さん

やっぱりキレイ

そういえばクエンティン・タランティーノ自身も『デス・プルーフ』と『プラネット・テラー』にも出演している 

自身で監督したシーンはどちらかというとカッコいいけど、『プラネット・テラー』の方はどえらい扱いだったのが笑える(笑)

やたらとお酒は“マルガリータ”

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』でもリック・ダルトンが“フローズン・マルガリータ”(これやたら飲みたくなった)を作ってたけど、『デス・プルーフ』でもみんなが“マルガリータ”を飲むシーンなんかがある

知っている人には定番のやつが来たかと“ニヤっと”させられてしまうシーンだったりする

タランティーノ映画には映画は違うけれど、いつも共通の小ネタが登場する ※タバコの“レッドアップル”なんかもそう

遊び心と小ネタが好きな方は“タランティーノ・ユニバース”にハマりやすいかも

4.まとめ

デス・プルーフ in グラインドハウス
Death Proof 引用

単なる映画好きのビデオショップの店員だったクエンティン・タランティーノ

その頃から変わらない映画愛と女性への歪んだ!?愛を表現したのが監督6作目の『デス・プルーフ in グラインドハウス

小ネタあり、エロあり、ガールズトークありでクエンティンワールドは十分に堪能できるエンタメ作品に仕上がっていてタランティーノ好きとしても納得の出来栄え

いい意味で友達と悪ノリで作った映画になってるので、こっちも肩の力を抜いて鑑賞できるのもいい所

ただしグロいのはグロいから要注意

少しでもタランティーノの良さが伝われば嬉しいです

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