キアヌ・リーブスの良い人伝説
キアヌ・リーブスは大スターなのに庶民的でどこまでも良い人
ネットの世界ではキアヌ・リーブスの最新作よりもプライベートの良い人エピソードの方が時に話題になる程
以前のブログで
その時に語れなかった僕が特に好きなエピソードをご紹介
とある映画館でアルバイトをしていた16歳のジェームズ
水曜の朝はほとんどお客さんがおらず退屈をしていたそう
そこへジーンズに革ジャン、乗馬用のヘルメットを被った怪しい男性がやってきました
ヘルメットの奥に潜む顔をよく見てみると、その男性はなんとキアヌ・リーブス!
ジェームズはキアヌ・リーブスの大ファンだったので驚きを隠せません
当時のキアヌ・リーブスは“マトリックス”の撮影中
撮影の合間を縫ってジョニー・デップ主演映画“フロム・ヘル”を見に来たようです
幸運すぎる偶然にジェームズはある事を思いつきます
“あの、従業員割引にしましょうか?”
ジェームズはそうすればキアヌ・リーブスがサインをしてくれるかもしれない、と思いサインを暗にねだってみました
ところがキアヌ・リーブスはやや困惑したようにこう言いました
“僕、ここで働いてないけど”
そういわれて動揺したジェームズは、通常料金でチケットを販売し、キアヌ・リーブスはチケット売り場を後にしました
サインがもらえなかったことを嘆くジェームズ
しかしこの2分後、思わぬ展開が待っていました
ジェームズは誰かがチケット売り場のドアをノックする音を聞きます
そしてドアを開けると、なんとそこにキアヌ・リーブスが立っていたのです!
“もしかしたら君は僕のサインが欲しかったのかな、って気付いたんだ。だからここにサインをしたよ”
そういってキアヌ・リーブスはジェームズに、売店のレシートを手渡し、立ち去ったのです
・・・カッコ良すぎかよ!!
ホームレスと酒を交わし、一生お金に困らない程の稼ぎがあるにも関わらずお金に無頓着
未だに地下鉄を使い移動し、重たい荷物を持つおばあちゃんを助け、女性には席をゆずる
キアヌ・リーブスからにじみ出る優しさ
愛する事も愛される事も、人生を豊かにするのに必要なものだと思う。願いや探求に付属するものでもあるしね。人生の旅路の中で愛は変わり、成長し、終わり、そして続く。それはパートナーに関してだけでなく、友人や家族愛でも同じ事。だから愛とは1つの力であり、様々な色を持つ。それぞれ異なる責任感も必要とする。愛がなければ水の届かない茎のようなものだ。いつか枯れ果てて死んでしまうさ
「キアヌ・リーブス 愛についての名言」
まさにその通りだと思う
今日は誰からも愛されるキアヌ・リーブスのおすすめ恋愛映画をご紹介
優しさとは裏腹に
少し話は変わって
優しさの基準は人によって違うのかもしれない
仲の良い友達夫婦が最近ケンカばかりしているらしい
旦那も奥さんもどっちも僕は知っているし仲が良い
なのでなんとか関係修復してほしいと思い、色々動いてみた
その結果奥さんの方に怒られてしまった
“夫婦の問題にあまり首を突っ込まないで”
良かれと思ってやっていた事が実は奥さんを傷つけていたみたい
本当に申し訳ない・・・
優しさとはこちらから積極的に提供するものでもないのかもしれない
キアヌ・リーブスのようにさり気に優しさをふるまえるようになるにはまだまだ時間がかかりそう
僕の優しさのようなものは奥さんにとってはお節介であり、優しさでもなんでもなかった
繊細な部分を他人がいじくると確かに気分が悪い
僕の認識が甘かったと反省せざるを得ない
話がめちゃくちゃ逸れた
キアヌ・リーブスとサンドラ・ブロック
キアヌ・リーブスとサンドラ・ブロックの代表作「スピード」
当時低迷していたアクション映画業界をふたたび盛り上げたと言われる映画
言わずと知れたアクション映画の名作でもあり、2人のスクリーンでの相性の良さは恋愛映画としても成立している
“時速80キロ以下にスピードを落とすとバスは爆発する”
スピード違反で免停中のサンドラ・ブロックと若きSWAT隊員のキアヌ・リーブス
偶然の出会いなのかはたまた必然なのか
バスと恋はクライマックスまで加速する
何度見ても手に汗握る映画の1つ
キアヌ・リーブスは最強にカッコいいし、サンドラ・ブロックは“ワイルド・キャット”のあだ名をつけられるくらいワイルドな魅力 ※“ワイルド・キャット”が物語の鍵を握ってたりするんだけど
映画が公開されてから25年後
「ジョン・ウィック チャプター3」のプロモーションでのインタビューでそれは発覚した
サンドラ・ブロックは「キアヌは何て優しくてハンサムな人なんだろうと思っていた」と告白。“スピード”の撮影中はキアヌに見つめられるとドキドキしていたようで、「真剣な顔をすることが本当に難しかった!」と当時の乙女心を明かしていたのだった。
「エレンの部屋 インタビュー」
そしてそれを聞いたキアヌ・リーブスは
「知っていた?」と聞かれたキアヌは、首を横に振って「ノー」と返答。そして「僕も好きだったことを彼女はまったく知らなかったようだね」と話し、25年の時を経て両思いだった事実が明らかになったのだ。
「エレンの部屋 インタビュー」
本物のカップルだったのかも!
「あなたたちがお互いに好きだったなんて信じられないわね!」と驚きを隠せないでいたが、キアヌは「僕たちは仕事をしていたからね」とコメント。それでも、「仕事に行くのが楽しかった。彼女は素晴らしい人で、素晴らしい女優だ」とサンドラを絶賛した。
「エレンの部屋 インタビュー」
でも、付き合うようなことがなかったから、長いこと友達として仲が良いんだと思う
サンドラ・ブロック
2人は両想いながらカップルを演じ、すれ違う
なんだか切ないけど愛が生まれ、変化し、成長して2人にとって1番いい形になったのかも
スピード(1994)
監督 ヤン・デ・ボン
主演 キアヌ・リーブス サンドラ・ブロック
出演 デニス・ホッパー
上映時間 115分
“絶体絶命、男と女、飛び切り熱い胸騒ぎ”
速度が時速50マイル(時速80km)を下回ると爆発する爆弾を仕掛けられたバスを巡って、乗客を救うために奮闘するSWAT隊員の活躍を描く
スピード(1994)
ストーリーは至ってシンプル
お金目当ての元警察官デニス・ホッパーがエレベータに爆弾を仕掛ける
それをSWAT隊員キアヌ・リーブスが阻止する
2年後、逆恨みをしたデニス・ホッパーはキアヌ・リーブスに復讐を誓う
この映画の良さはストーリー、主演2人の相性の良さ、脚本だと思います
この映画にはひねりの効いた数々の名言、名セリフがあるのでそれもご紹介
異常な状況で結ばれた男女は長続きしないのよ
スピード(1994)
サンドラ・ブロックが言うこのセリフは映画の大きなテーマになっている
根拠はないけど妙にしっくりくる
あなたは次々にトラブルを起こさないと気がすまないの?
スピード(1994)
キアヌ・リーブスと出会ったその日の朝からサンドラ・ブロックはトラブルに巻き込まれる
そりゃ人のせいにもしたくなる
“見捨てなかったのね。信じられない・・・あなたは私を見捨てなかった”
スピード(1994)
“午後は何の予定もなかったからね”
偶然の出会いが運命の恋に
キアヌ・リーブスとサンドラ・ブロックはたまたま映画で共演し、たまたま映画の中でバスに乗り合わせ、たまたま共にテロリストと対峙する
偶然が重なるとそれは運命!?
“オーシャンズ8”のサンドラ・ブロックの原点ともなる作品
“異常な状況で結ばれた男女は長続きしないよ”
“それならセックスに基づく関係にしなきゃね”
“言う通りにするよ、お嬢さん”
スピード(1994)
サンドラ・ブロックの言葉を借りキアヌ・リーブスが言うセリフ
一枚上手なサンドラ・ブロックには敵わなかったようです
イルマーレ(2006)
監督 アレハンドロ・アグレスティ
主演 キアヌ・リーブス サンドラ・ブロック
上映時間 98分
“それは、2年のときを隔てた、世界でたったひとつの恋ー”
2006年、独身女性医師ケイト(サンドラ・ブロック)はシカゴの病院で働くことになったため、彼女が住む湖岸に立つ一軒家からシカゴ市内に引っ越すことになった。郵便ボックスに次の住人へのメッセージを残した彼女は、後日返事を受け取ったが、それはなんと2004年を生きる建築家の青年アレックス(キアヌ・リーヴス)からの手紙だった。
SFチックなちょっと不思議なラブ・ストーリー
12年ぶりの共演
大人になった2人の魅力が存分に堪能できる作品
今回は純粋な大人な恋愛映画
名言、名セリフを振り返ってみたい
私宛の手紙が届いていたら、新しい住所に転送してください
イルマーレ(2006)
きっかけはサンドラ・ブロックからの手紙
受け取ったキアヌ・リーブスは2年前の時間を生きる青年
2人の時を超えた文通が始まる
誰かを愛して誰かを失った人は、何も失っていない人よりも美しい
イルマーレ(2006)
実生活のキアヌ・リーブスに重なるものを感じてしまう
キアヌ・リーブスは妹を白血病で亡くし、親友のリバー・フェニックスを若くして亡くし、恋人とも交通事故で亡くしている
僕はこの名言とキアヌ・リーブスの人生を重ねてしまい涙がこぼれそうになる
有名な名セリフ
辛いのは、愛が終わらずに続いていること
イルマーレ(2006)
何度も忘れようとしても忘れられない
二度と会えない事も辛いけれど、愛が終わらない事が一番辛いのかも
引きずってしまう気持ちを上手く表した名言
私を愛してくれているなら、2年後に湖の家で待っているから来てほしい
イルマーレ(2006)
心の距離は近いけれどなかなか会えない2人
2人の恋の結末は?
建築家のキアヌ・リーブス
1人で図面を引いている姿が似合いすぎる
“イルマーレ”の設定は“ 君の名は。 ”の設定に非常に似ているので“君の名は。”を見て“イルマーレ”を見ていない人にはおすすめです
ちなみに“イルマーレ”の意味はイタリア語で“海”
劇中、2人はイルマーレというレストランで会う約束をします
まとめ
偶然の出会いが運命の出会い = スピード
会いたくても会えない = イルマーレ
愛は唐突であり、離れていればいるほど大きな存在になる
優しさは愛を育てる水のようなものなのかもしれない
小さな優しさという水を毎日、毎日注ぐことによって大きく育ち、花が咲く
花が咲いた後はいつか枯れてしまうのかもしれない
でもキレイな花は心に刻み込まれ永遠に枯れる事のない花になる
優しさの表現の仕方やタイミングは難しいけれど、優しさのない世界はつまらない世界だと思う
キアヌ・リーブスの映画と良い人伝説を研究しながら僕も良い人と呼ばれる人になるため日々小さい事から始めていきたい