映画を見る
僕にとっては食べたり飲んだりするのと同じくらい大事な事で当たり前に日常の中に映画を見るという時間があります
今ではレンタルショップに駆け込まなくてもAmazonprimeやnetflixでネットでレンタルできる時代
僕が映画を好きになったのは12歳くらいから
その当時はVHSで1本16,000円くらいする高価なもの
CD&ビデオショップに行っては買えないけどずらっと棚に並ぶ映画のビデオをひたすら眺めながら欲しいな~って思いを巡らせていたような気がします
テレビで好きな映画が放映されるとビデオに録画してずっと見ていました
ビデオの容量なんかも限られていてどれを消すか悩んだり
そもそも録画できていなかったりするとどれだけ悲しかったか
そんな記憶も今となってはめちゃめちゃ昔の話
映画の話題になるとよく出る質問で言うと
“1番好きな映画はなに?”
難しい質問じゃないですか?
例えばなぜかわからないけどとにかく悲しい時
今日はなんだか寝付けない時
元気な時
たまたまジャッキーチェンを見た時
その時々で1番が僕の中で変わっていきます
食べ物の中で1番を選ぶみたいな感じ
“それでも敢えて選ぶとしたら?”
僕はこういう質問を浴びせてくる人にいつも思うのは
仲良くなれそうにないなって
大体こういう人に1本これ!っていう映画を伝えても“へぇ~”で終わっちゃう
なんでやねん
でも映画を見て人生が変わったと断言できる映画は数本あります
その中でも1番最初にそう感じたのは
“ハムナプトラ/失われた砂漠の都”
“ 原題:The Mummy”

1999年公開 僕は当時13歳くらい
インディージョーンズのリメイクと言っても過言ではないくらい
冒険、アクション、恋愛、スリル、興奮、笑い
少年の心をくすぐる要素がたくさん詰め込まれた冒険活劇
主役のリック・オコーネルはブレンダン・フレイザー
誰?って感じですよね
元々主役はトム・クルーズ、ブラッド・ピット、マット・デイモン、ベン・アフレックなどが検討されたが、全員が脚本に興味を持たず、スケジュールの都合を合わせることができなかったみたいです
でもブレンダンでよかった
インディージョーンズみたいな安定感はなく、どこか頼りないけどやるときはやる
人間味があり、よく見るといつも困ってるような顔をしている
ヒロイン役のエヴリン=レイチェルワイズもキレイなんだけど博物館に勤務する文系女子
恋も知らない感じのいわゆるオタク
キレイすぎるけど

その他出てくるキャラクターも愉快
悪役のイムホテップは何しても死なないし強すぎて絶望感
中学生の僕はハラハラ、ドキドキしながら映画館で1人で見ていました
なんで1人?
当時おかんが先に映画館で見て、
“あんたこれめちゃ面白いから見に行き”
なんで1人で映画見に行かなあかんねんと思いながら
映画館の入り口まで連れていかれ無理やり見させられた記憶があります
たぶん思春期もあって悶々としている僕を見て気分転換させたかったんでしょう
それまでも映画は我が家では日常でよく家族でも映画の話をしていました
映画館に入った時はイライラしてましたが、
見終わった後は興奮と感動で胸がいっぱいで充実感に満たされていました
その時の光景と思いは今でも鮮明に覚えています
隣に座っていたおっちゃんの事まで覚えている気がします
おかん、ありがとう
その場で伝えてはいませんが今でははっきり言えます
僕の映画に対する意識が変わったのはそこからです
見た映画を紙に書きだしたり、映画館のチケットの半券を集めたり、映画に関連する新聞記事をノートに張り付けたり・・・
2001年大阪にUSJが開園された時
めちゃくちゃこれも興奮しました
15歳 高校生
映画の都が大阪に
色々と思い返せば僕の10代は映画と共にあったのかもしれません
なにより
“ハムナプトラ/失われた砂漠の都” “ 原題:The Mummy”
見てない方は是非
その当時はパソコンが一般に普及され始めた時代の映画
今見ると陳腐な感じもあると思いますが、人間ドラマがありそこは色褪せない部分だと思います
3000年前の悲恋の恋を成就させるためイムホテップは現代に甦ります
エジプト神話とかギリシャ神話、源氏物語もそうだと思うんですけど恋愛ドラマみたいな内容多いですね
映画のような恋愛をしたいですよね

実体験で強烈な原体験が今を作る
よくあるのがイジメの体験だったり、クラスのみんなの前でネタをしたら大うけしたのでそれがきっかけで芸人を目指すようになったとか
その他にも学校の先生に憧れて、病院で先生に憧れたり、ライブを見てバンドマンを目指すようになったとか
僕には同じような経験がないなと思っていました
でも映画を好きになった時に感じた感情がそれに近いのかもしれません
ブログって今は自分自身のアイデンティティの整理の場
もっともっと皆さんに役立てる情報を届けたいと思うのですが
もう少しこの雑記ブログにお付き合いください
最後にあなたに質問したいと思います
“あなたを変えた特別な映画はありますか?”