1.良作と名作
“良作”と“名作”
それを分け隔てる上映時間
より力を入れる入れない、入れる事による障壁
その壁をクリアした者だけが手に入れる事ができる“名作”という栄光
ただ時間をかければいい
ただ派手で豪華であればいい
そういう単純な問題ではなく“情熱”が最後には物を言う
ブログも同じ
知識やスキルがあって時間をかけてもアクセスが伸びるとは限らない
知識もスキルもまだ習得できていないけど
頭の中にある言葉をとりあえず文章に起こしてみる
未来は見えないけど、僕がこのブログを通して今できる事を必死に
やってみます
今日のテーマは“サスペンスの最高傑作”
■目次
1.良作と名作
2.サスペンスの最高傑作
3.『セブン』
4.デヴィッド・フィンチャー監督
5.最高傑作の理由
6.まとめ
2.サスペンスの最高傑作
“名作”と“最高傑作”
この言葉もなかなか違いがわからない
英語ではどちらも“masterpiece”
なぜか日本語では“masterpiece”の意味が何通りもある
映画という作品で言うならばその境界線はどこにあるのか
サスペンスの最高傑作を考えてみて、たどり着いた答えがこちら
3.『セブン』
![](https://i0.wp.com/peelabanana.work/wp-content/uploads/2019/04/1843f9fd7b24d2cbd71df0ff7d607aef-1024x1024.jpg?resize=1024%2C1024&ssl=1)
“セブン” 原題seven 上映時間127分
主演 ブラッド・ピット モーガン・フリーマン
1996年日本公開された作品
七つの大罪をモチーフにした連続猟奇殺人を追う2人の刑事の活躍を描くサイコ・サスペンス
僕は中学生くらいから映画にハマるようになった
レンタルショップではよくおススメとして紹介されていた“セブン”
見たくて見たくて仕方なかったけどその当時は14歳くらいだったのと
PG-15だったのでそもそも借りられない
それに実家で見るとしても親があまり良しとしない
多感な少年が見るには大人な映画
降りしきる雨と残酷な殺人現場
僕はゆっくりと大人になるのを待ち続けた
大学生になり自身でバイトし稼いだお金で買ったDVDが“セブン”だった
鑑賞後、あまりにも非情で救いのない展開に衝撃を覚えた
そして今まで見た映画にはないストーリーと異様な美しさに魅了されていたような気がします
どんな映画ブログにも“セブン”は傑作だと皆が声を揃えて言うほど評価は高い
監督“デヴィッド・フィンチャー”
前作“エイリアン3”が酷評され興行的にも大失敗し
新しい映画を作るくらいなら大腸がんで死んだ方がマシだ!
デヴィッド・フィンチャー監督
“新しい映画を作るくらいなら大腸がんで死んだ方がマシだ!”
![](https://i0.wp.com/peelabanana.work/wp-content/uploads/2019/04/5f8ebd30e85b85cc3eab6bbb36fdc952-1024x1024.jpg?resize=1024%2C1024&ssl=1)
それほどまでに落ち込んでいた彼が手掛けた次の作品が“セブン”
彼は脚本を読み魅了され映画への“情熱”を思い出したのではないでしょうか
こだわり抜いた映像は今見ても先鋭的
特にオープニングの映像と音楽は必見
この映画は世界で3億ドルを売り上げヒットした
“デビットフィンチャー”の代表作となり、“ブラッドピット”の代表作にもなった
その後の“デビットフィンチャー×ブラットピット”のタッグが定番化し
“ファイトクラブ” “ベンジャミンバトン数奇な人生”
2作品を世に送り出した
僕も“セブン”を見て以来、映画を監督で選ぶようになった
この映画を“最高傑作”という理由は
時代と新たなジャンルを切り開いた作品
この“セブン”がヒットして以降
こういった猟奇殺人事件を描く映画が多くなった
ただ“セブン”以上ヒットした映画はないようにな気がします
1つの時代と1つのジャンルを創造することに成功した作品
全ての猟奇殺人事件映画の頂点に立つ映画だと思っています
僕以外の人はこの映画を単なる“良作”もしくは“名作”というのかもしれません
ですが僕にとっては待ち焦がれた作品で大好きなブラットピットが出演し
作品的にも期待を裏切らないスリルと興奮を味わせてくれた
その後の僕の映画人生に大きな衝撃を与えてくれた作品
僕は映画を押し付けるつもりはありません
それぞれの感性で映画は見るべきで答えはない
ただ僕にとっては特別であり紛れもない最高傑作
女子が見るには少しグロテスクな描写もあるかもしれないけど
![](https://i0.wp.com/peelabanana.work/wp-content/uploads/2019/04/3ffc8bae846f1a703dc6e4ebcc5f1f8f.jpg?resize=1024%2C1024&ssl=1)
ブラッドピット演じる血の気の多い新人刑事役が若々しく、やっぱり当時からカッコいい
むしろ当時はカッコいいのど真ん中
めちゃめちゃ強いわけでもなく妻を愛する普通のサラリーマン
僕が好きな“普通の人が頑張るサスペンス”の王道でもある映画
2時間ある上映時間は少し普段見るには長い映画ですが
デビットフィンチャーの中では比較的短い方
![](https://i0.wp.com/peelabanana.work/wp-content/uploads/2019/04/20190428_175304_0001.png?resize=1024%2C1024&ssl=1)
Benjamin Button 引用
※ベンジャミンバトン 数奇な人生 165分
良い映画を見て良い人生を
ただし寝不足にならない程度に・・・