良作から名作へ おすすめサスペンス映画3選!心地よい感動と怒りに包まれる

“サラリーマン”“OL”の自由とは

海外ドラマの1シーズンを真似て

この“映画との上手な付き合い方”シリーズを12話で完結してみる

映画に興味がそこまでない、忙しくてそんな時間がない

そんな方に是非読んでいただきたい

特に時間に追われ日々戦う“サラリーマン”“OL”の方々に届けたい

僕自身も“サラリーマン”

時間にも場所にもノルマにも縛られた僕たちにも“自由”を求める権利はある

良い映画との出会いは良い人生にするためのヒントが隠されている

そして限られた時間の中で最大限の“自由”を与えてくれる

そんな気がします

今日のテーマは“良作と名作の境界線”

①“サラリーマン”“OL”の自由とは

②良作と名作の境界線

③3本の映画

④誘拐と無実の罪、そして父として

⑤この映画達は“良作”なのか“名作”なのか

⑥僕の導き出す答え

⑦あなたの導き出す答えとは

“良作”“名作”

果たして何が違うのか

前回紹介した3本の映画“ファイアーウォール、シークレットウィンドウ、バウンド”

個人的には良い作だと思うのですが、“良作”“名作”かと言われると“良作”

じゃあ“名作”とはなんなのか?

そもそもそこを分ける“境界線”はあるのか?

それと映画全部が“名作”である必要もなく“名作”だからヒットするわけでもない

見る人それぞれに価値観がありその映画は“良作”でもあり“名作”でもある

“映画”って本当に不思議

僕が考える“良作”“名作”を分ける決定的な違い

それは“上映時間”

今日紹介したい3本の映画

Ransom
The Fugitive
Prisoners 引用

左から 

“身代金” 原題 Ransom 上映時間122分

主演 メルギブソン

“逃亡者” 原題 the Fugitive 上映時間130分

主演 ハリソンフォード

“プリズナーズ” 原題 Prisoners 上映時間153分

主演 ヒュージャックマン ジェイクギレンホール

それぞれを簡単に

“身代金”

Ransom 引用

監督がまず名監督 “ロンハワード”

代表作に“アポロ13、ビューティフルマインド、ダヴィンチコード”

“ビューティフルマインド”ではアカデミー賞監督賞と作品賞受賞

そして主演が大スター“メルギブソン”

ストーリーはタイトル通り“誘拐”

“ベンチャー航空会社社長のメルは息子を誘拐され200万ドルの身代金を要求される。FBIの協力のもと、妻と息子を取り戻そうと奮闘するが息子はどうしても帰ってこないと悟るとメルはその身代金をテレビで犯人への“懸賞金”にするとし、世間を騒がせる・・・”

息子は無事に帰ってくるのか・・・

メルの迫真の演技もさることながら、誘拐犯の“ゲイリーシニーズ”もなかなか渋い

Ronsom 引用

頭が切れる誘拐犯なので展開が全く読めないし、そもそも主人公の頭の中も読めない

息子を助けようと身代金を懸賞金にしてしまうと余計に息子の命の保証がない

ただし犯人はグループ

犯人たちの中にも身代金が懸賞金に代わることで変化が現れる・・・

面白いんですよ

それぞれが複雑に絡み合い最後までハラハラが止まらない

“逃亡者”

The fugitive 引用

監督“アンドリューデイヴィス”

この監督の代表作が“逃亡者”

大ヒットを記録し後に“追跡者”というスピンオフも公開される程

1960年代のテレビドラマシリーズ“逃亡者”をベースにしたリメイク作品

“シカゴ記念病院の有能な血管外科医ハリソンは自宅に帰ると、妻が何者かに襲われ死に瀕していた。妻を襲った“”片腕が義手の男”を必死で追い払うが時は既に遅し。ハリソンは警察へ通報。妻が死ぬ間際に警察に連絡した内容を警察は誤解し、ハリソンは逮捕されてしまう。ハリソンには護送中“逃亡者”となり自身で真犯人を追う事に・・・”

この映画の1番の見どころはハリソンの無実が証明されるのかどうかと、

追跡者の“トミリージョーンズ”が有能すぎる所を見るべき

Tommy Lee Jones 引用

ハリソンを幾度となく追い詰めます

そこがこの映画の最大の魅力でありハリソンを追い詰めれば追い詰めるほど

ハリソンに感情移入してしまうから映画に入り込んでしまう

この映画で“トミリージョーンズ”はアカデミー賞助演男優賞を受賞

※ちなみに“トミリージョーンズ”は缶コーヒーBOSSの人

“プリズナーズ”

Prisoners 引用

監督“ドゥニ・ヴィルヌーヴ”

代表作“メッセージ”そしてSF超大作“ブレードランナー2049”

人気俳優“ジェイクギレンホール”“ヒュージャックマン”競演

“父親ヒュージャックマンの娘が感謝祭の最中、突如行方不明に。刑事ジェイクはこの事件の捜査を担当する。目撃者の証言で不審なRV車が走り去るのが目撃され、そこに乗車していた10歳程の知能しかない知的障害の青年が容疑者に。ただまともな証言や証拠不十分で釈放される。ヒューは一向に進行しない操作に業を煮やし、その青年を独自に詰め寄り・・・”

幸せな家族から突如幸せが奪われる

誰が何のために?

誰しもがその選択をするのではないかと思わせる“ヒュージャックマン”の本気

ヒューはその青年が犯人だと確信し監禁し拷問します

その描写もリアルで監督“ドゥニ・ヴィルヌーヴ”の手腕

良い父親が娘のために一線を越える事になる・・・

どこまでも非常に、どこまでも執拗に

Prisoners 引用

理由はただ1つ“愛する娘のため”

悲しいまでに残酷でリアリティ溢れる作品

“映画との上手な付き合い方”のテーマジャンルとして“サスペンス”に絞って選択しました

この3本は“良作なのか名作なのか”

僕の答えは“名作”

その理由は120分以上の“上映時間”

122分、130分、153分とどれも120分以上の長編大作

ただし名作が単純に120分を超えるから成り立つと言うわけではなく

120分以上かけて丁寧に、

主人公や関わる人達を掘り下げて描いている所に名作たる所以があると思っています

90分~100分の中でも描ける事はあると思うのですが、

やはり製作費をかけて多くの人と協力し合い、キャラクターの描写を掘り下げていく

お金と時間がある事によって、より広く可能性が広がる

反面選択肢が増え、答えを出す事が難しくなるんだけど

それをやり切った映画に携わる人達の苦労が一線を越えてくると“名作”になるのだと思います

“良作”か“名作”か

これは僕の考え

あなたが導き出す答えとは

でも映画を見た人達全員がこの映画を“名作”というかは正直わかりません

なのでもしかするとこの3本の映画は丁度“良作と名作の境界線にある”映画なのかもしれません

間違いないのはほとんどの方が“面白い”と言う映画

サスペンス・スリラーの醍醐味を味わってみてください

良作と名作の境界線

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