愛の理想と現実
彼女と出会って約3年半
出逢った頃は僕は20代
彼女も新卒2年目
お互い年を取り僕は30代に彼女は20代後半に
時が流れても変わらない想いですが、ふとした時に油断してしまい雑な振る舞いに
ケンカにならないですが、彼女の“恋人”として如何なるものか・・・
常に紳士のような態度で接してあげたいとは思うけど、根っこの部分はダメな人間
隠し続けるには長すぎる時間
隠し続ける事が良いとも言えない
お互いが飾らない自分でいる事が継続する秘訣なのかもしれないけれど、やっぱりいつまでもカッコよく、優しく、彼女の自慢の“恋人”でありたい
見栄を張るつもりはないけど、努力する必要はあると思う
愛の理想とするカタチはきっと“紳士的な愛”
英国紳士のような気品ある振る舞い
“映画好きなサラリーマンがおススメする愛がテーマの映画5選”
3本目のテーマは“紳士的な愛”
英国紳士のような気品ある振る舞いは、ほとんどの女性の理想の男性像なのではないでしょうか
そんな男性はいないと嘆くからこそ、紳士的な振る舞いは女性に効果的なのかも
でも英国紳士のような気品ある振る舞いってどんなの?
その答えはこの映画にあります
ニューヨークの恋人(2001)
原題 Kate & Leopold
2001年公開 ロマンティックコメディ
監督 ジェームズ・マンゴールド
主演 ヒュー・ジャックマン メグ・ライアン
上映時間118分
“現代ニューヨークのキャリアウーマンが、時空を超えてきた19世紀の英国紳士と恋に落ちる、という”ありえない”出会いをした二人の恋の物語”
1876年 ヒュー・ジャックマンは財政難の貴族 叔父から家系の財政難を救うため結婚を勧められる
好きでもない人との結婚が強引に進む中、パーティーで怪しい男をヒューは見かける
男もそれに気づき逃げ出すと、 ヒュー・ジャックマン は追いかけた末、ブルックリンブリッジから落下してしまう
そして気が付くとそこは現代のニューヨーク
タイムスリップしてしまうのでした
19世紀から来たヒューは現代のニューヨークの中で違和感MAX
そこにクスっとさせられる
でも僕たち現代人が忘れていた振る舞いや心を持っていました
やがてメグ・ライアンと出会います
彼女は広告会社に勤めるバリバリのキャリアウーマン
仕事に没頭するあまり上司からは
“君は女心を理解する男だ”
とまで言われてしまうほど
メグ・ライアンは忙しい毎日に疲れて切っており、でもそんな素振りを見せない強い女性
出会いはしたけれど浮世離れしたヒュー・ジャックマンとなかなか恋にまで発展しません
それがまたリアル
ある日彼女は上司に食事に誘われ口説かれてしまいます
そこにヒュー・ジャックマンが現れ、学のない上司の態度や振る舞いに物申してしまいます
後日ヒュー・ジャックマンはメグ・ライアンに謝罪の手紙を書き、お詫びのしるしに食事に誘います
“今夜アパートの屋上で食事をしよう”
花を買って英国方式の食事を演出された彼女はやがて恋に落ちます
僕はこのシーンが大好きです
他にも女性なら誰しも思い描いた事があるようにヒュー・ジャックマンは白馬に乗ってメグ・ライアンのピンチを救います
白馬の王子様が現実にいるんですね ※映画だけど
ヒュー・ジャックマンは女性が食事の席に来ると、座っていても必ず立ち上がり、椅子を引いて女性をエスコートします
これこそ正に英国紳士の振る舞い
上品で教養があり礼儀正しいヒュー・ジャックマンは、相手を尊重することを忘れない
振る舞いや態度がカッコいいというのもそうですが、
1番大事な事は“相手を尊重する事”なんでしょうね
愛は勇気を持って飛び降りること
お互いがお互いを思いやり、気持ちに気づいた時、ヒュー・ジャックマンは元の時代に帰らなければならない時間が迫っていました
ヒュー・ジャックマンが帰らなければ歴史が変わってしまう事に
泣く泣くヒュー・ジャックマンはまたブルックリンブリッジに飛び込み過去にタイムスリップします
そしてメグ・ライアンはある決断をします・・・
現実世界ではあり得ないファンタジーの世界かもしれませんが、
愛は勇気をもって飛び降りること
お互いを愛し合うというのは尊重し、さらけ出すことでもあるのかもしれません
本音をさらけ出すことは勇気がいること
恋に臆病だったメグ・ライアンは勇気を持って愛に飛び込んでいきました
勇気を出して飛び降りた先に何があるかはわかりません
でも愛があればその先は明るい未来がきっと待っているはず
僕も彼女を尊重し、勇気を持って愛に飛び降りていきたいと思います
予告編の挿入歌
ミシェルブランチ “Everywhere”
ハマったなー