『スウィート・ノベンバー』11月最低で最高の恋をしたおすすめ恋愛映画

愛の種類

愛には種類があるのでは?

人それぞれに個性があるように

人それぞれが思い描く愛にも個性があるのかもしれません

自分自身が良かれと思ってやった事が実は彼女にとって迷惑だったり

はたまた彼女を傷つけてしまう羽目に

そういう瞬間の愛に名前を付けるのであればそれは

“身勝手な愛”

ネットで映画を紹介している記事を検索した時よく見かけるのが

“映画好きがおススメする〇〇の映画〇選”

やっぱりブログ初心者は“王道”を真似する事から始めるべき

初心者だからこそのプライドを捨て今更ながらこの“王道”を真似てみようと思います

目次

“映画好きなサラリーマンがおすすめする恋愛映画6選”

前回紹介した“シザーハンズ”

“儚くも美しい愛”と題しました

今回は“身勝手な愛”

紹介したい映画はこちら

Sweet November 引用

スウィート・ノベンバー(2001)

原題 Sweet November 

監督 パット・オコナー

主演 キアヌ・リーヴス シャーリーズ・セロン

上映時間120分

2001年公開の恋愛映画 1968年“今宵かぎりの恋となる”をリメイクした作品

公開当時の評価はアカデミー賞の真逆の最低映画賞ゴールデンラズベリー賞

「最低リメイク及び続編賞」「最低男優賞(キアヌ・リーブス)」「最低女優賞(シャーリーズ・セロン)」にノミネートされてしまう・・・いい演技だったと思うんだけどな···

エリート広告マンだけど自己チューで嫌なやつ=キアヌ・リーブス

孤独を抱えた人を癒す事が特技だという女性=シャーリーズ・セロン

この2人が偶然出会いシャーリーズ・セロンはキアヌ・リーブスにこう告げます

あなたの11月の恋人になってあげる

スウィート・ノベンバー』(2001) 名言

なかなか突拍子もない

あなたのような、どうしようもない可哀想な男、愛も知らず思いやりもない憐れな男を、わたしは直感でわかるの

スウィート・ノベンバー』(2001) 名言

キアヌ・リーブスも??で驚く

でも彼女は本気 

彼女はキアヌ・リーブスに条件を突きつけます

いっしょに住む。仕事をやめる。時計と携帯は捨てる

スウィート・ノベンバー』(2001) 名言

キアヌ・リーブスは相手にせず、その場を離れるのですが、仕事での傲慢な態度が仇となりクビになってしまい、おまけに恋人とも別れてしまいます

偶然が重なり彼女の事を思い出し、彼女の条件を飲むことに

時計と携帯をバスタブに捨てるシーンは印象的でした

人に興味がなかったキアヌ・リーブスが自分を変えてみようと決意した瞬間

変化は怖いもの 変えようと思っていてもなかなか一歩踏み出す勇気がでない

Sweet November 引用

キアヌ・リーブスは次第にシャーリーズ・セロンに惹かれていき、人間性を取り戻していくことに

本当に癒されている事に気づき、シャーリーズ・セロンへプロポーズをします

ですが答えはNO

シャーリーズ・セロンは実は癌に冒されており、不治の病だとしります

キアヌ・リーブスはそれでも彼女への愛を貫くのですが、彼女は拒絶します

シャーリーズ・セロンの過去と家族の関係を知り、シャーリーズ・セロンを守ってやりたいと切に願いシャーリーズ・セロンを説得しますが、病状は悪化するばかり

シャーリーズ・セロンの想いはキアヌ・リーブスの記憶の中で美しく生きていたいと ※ここからネタバレがあります

Sweet November 引用

11月の落ち葉が散る日、シャーリーズ・セロンはキアヌ・リーブスにマフラーで目隠しをして

目を閉じていて

スウィート・ノベンバー』(2001) 名言

そう呟き彼の元を去るのです

スウィート・ノベンバー(2001)
Sweet November 引用

最初から最後までシャーリーズ・セロンのペースで物語が進み、捉え方によっては結局キアヌ・リーブスは孤独な人に戻ってしまいます

でもまた別の捉え方をすれば、シャーリーズ・セロンはキアヌ・リーブスに人間性を取り戻させ、人生に喜びをもたらしました

賛否両論あるエンディングだと思います

11月の1カ月間だけの恋人という突拍子もない設定から、本当の愛を学び、男女がそれぞれの愛を貫く

その不完全で不器用な姿に妙に現実味を感じ、僕は凄く感動しました

愛の表現方法

彼女の選択は彼女なりの愛の表現方法

彼にとってはそれが良かったとは思いませんが、でも彼女なりの精一杯の愛だったんだと思います

愛が正しいとは限らない

強引に、わがままに、身勝手にふるまう事が人を結果幸せにしたり、少しの間そっとしてあげたり、距離を置いたり、はたまたお別れをしたりする事が愛を表現する方法だったり・・・

人にとっての愛のカタチはそれぞれなんだと思います

どれも正解だと思いますが、受け取る人によっては理解できないものにもなる

愛する彼女には“身勝手な愛”ではなくお互いが幸せになれるよう愛を表現していきたいですね

※スウィート・ノベンバーのエンヤの音楽が良いんです

スウィート・ノベンバー(2001)

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