最近の土曜日は歯医者に行って、帰って家事を終わらせて熱いコーヒーを入れてパソコンを開ける
好きな音楽を流しながら、他愛もないブログを書き始める
今週だったっけ?
ピエール瀧さんのコカイン所持での逮捕のニュース
有名な俳優さんなだけにビックリしましたよね
電気グルーヴは聞いた事なかったけど、聴けなくなるかもしれないとなると急に聴きたくなる
夏のライブフェスとかにもよく出てましたよね
なぜなんでしょう・・・人が薬物に頼ってしまうのは
奥さんがいて子供がいらっしゃるそうで、
映画アウトレイジへの出演やアナと雪の女王の“オラフ”の声を担当
俳優、声優、バンドマンでミュージシャン
誰しもが必ず一度はピエール瀧さんの作品に触れた事はあるんじゃないでしょうか
富と名声を得た先には凡人には計り知れない悲しさや孤独があるのかな
自由を手にしようとがむしゃらにもがいて、やっとの事で手に入れた未来じゃなかったんですか?
ピエール瀧さんの実情は詳しくは知らないですが、栄光の裏にどこまでも暗い“闇”があるのかもしれない
以前ブログに書いたバットマンとジョーカーの話
薬物に依存してしまう“弱さ”が招いた悲劇
こういった話は非日常の割に日夜ニュースではよく取り上げられていますよね
非日常だからこそニュースは必要以上に騒ぎ立てる
ロバートダウニーJrを知っていますか?
アイアンマン=トニースターク
スターク・インダストリーズのCEO
アベンジャーズの一員
皮肉屋でナルシスト 超が付くほどの金持ちで天才
実世界でも“世界で最も稼ぐセレブ”の1人
映画でも現実でもスーパースターな彼
そんな彼でも20年前は薬物に溺れ、どうしようもない奴だった事を知っていますか?
8歳からマリファナを常用
何度も逮捕され刑務所に入っていたこともある
“口の中に入れた散弾銃の引き金に指をかけ、ガンメタルの味を楽しんでいるよう”
彼は薬物に耽溺する自身の感覚をこう表現していたらしいです
薬物を常用しながらも仕事面では“ゴールデングローブ賞”“エミー賞”にノミネートされる等高い評価を得ていた
1996年-2001年の約5年間は薬物依存の克服に苦しんだが、2002年には国からクリーンと一時的に認められたがまだ完全に克服する事はできず
2003年になってやっとの事
“きっぱりと止める時が来た”
そして2008年
“アイアンマン”公開!
その当時43歳と比較的役者としては高齢にも関わらず見事オーディションを勝ち抜き主役に抜擢!
“彼の波瀾万丈のキャリアがキャラクターに深みを与える ”
監督ジョンファブローはこう彼を評しています
制作スタジオ側は
「どんなことがあっても、彼を雇うことはない」
原作ファンからも批評家かからも懐疑的
そんな中映画が公開
米興行収入3億ドルを叩きだす大ヒット!
ロバートダウニーJrの代表作となりました
トニースタークの役柄とロバートダウニーJrの生き様がリンクしていてホントにリアリティがある
その後の活躍は語るまでもなく
今週公開された本予告編
絶対観に行くよね
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)はどの作品にも普遍的なメッセージが込められている
だから世界中の人たちに支持されるんでしょうね
皮肉にも今週からピエール瀧さんの“エンドゲーム”もスタートしたのかもしれない
たくさんの方に迷惑をかけてしまっているのかもしれない
でも終わったわけではない
とにかくまた戻ってきてください!
しっかり薬物を克服して“アイアンマン”のようにスクリーンにカムバックしてください
ロバートダウニーJrは過去、薬物を克服している最中、多くの人に助けられていました
特に“メルギブソン”との友情のエピソードは感動
“メルギブソン”はロバートダウニーJrが薬物に溺れ、仕事がない時期に支えてくれた友人の1人
そしてロバートダウニーJrが成功の階段を駆け上がっている時
友人のメルは失意のどん底にいました
飲酒運転、人種差別発言、元恋人へのDV報道
立場逆転
ハリウッドの映画業界から長らくブラックリスト入りし干されてしまいました
自身も薬物依存症で長く低迷した経歴を持つロバートダウニー・Jr.はある授賞式のスピーチで
“依存を断ち切れなかった頃、メルは『希望を捨てるな』と言ってくれた。そして、仕事がなかった僕に、本来自分が主演する予定だった映画の役を譲ってくれた”
“しかしメルの言葉で何より心に響いたのは、もし自分の犯した悪行に対する責任を認め、自分の醜い部分を受け入れることができるなら――メルはそれを“サボテンを抱く”と表現した――、そのサボテンを充分抱いたなら、そのときやっと一人前の男になれると言ってくれたことだ”
さらに、自分はその教えを実行して成功したと前置きをしたうえで
“あなたがこれまで一度たりとも罪を犯したことがないというなら別だが――もっとも、それなら完全に業界を間違えたとしか言いようがないが――、そうでなければ我が友人の逸脱を許してはもらえないだろうか。彼は、充分長いあいだサボテンを抱いてきたのです”
米エンターテインメイント・ウィークリー誌によれば、スピーチが終わると出席者は万雷の拍手で応え、ギブソンは涙ぐんでいるように見えたという
ロバート・ダウニー・Jr 「メルギブソンを許して」と訴え 引用
メルギブソンの行いは10年以上前の事ですがその罪は消えない
でも少しずつ監督業、俳優業と仕事が再開しています
僕も大好きな俳優
マッドマックス、リーサルウェポン、ブレイブハート、アポカリプト
名優であり名監督
メルギブソンの“善”の行いがロバートダウニーJrの“闇”に光を当てる
時が来てその恩が自身に帰ってくる
そうやって過去通ってきた道が人生、未来を作るんですね
持論ですが、薬物に手を染めてしまう人はいい人が多いんですかね
過度なストレスから手を出し始めそして依存する
みたいな話はよく聞くんですが
誰にもいい顔をして素顔をさらけ出せない
自身をさらけだす事が他人に迷惑をかけてしまうんじゃないか
他人を傷つけてしまうんじゃないか
誰にも自分というものが出せない孤独からのストレス
僕の周りにもこういう考え方をする人はいます
もっと正直になって本音で話せばいいのにって
少しでも楽になれる
迷惑だとは思ってないよ
僕はあなたのウソが知りたいわけではなくあなたの中を知りたい
僕はそう思います
本音が言えない、弱音や愚痴が恥ずかしい社会
ストレスが覆う曇り空の街
変えていこう
いろんなものを
そして“恩”を贈ろう
いつかはどうせ失敗するんだから
いい時にいっぱい“恩”を贈っておこう
支えられて支え返す世の中を作るのはまずは自身の1つの行動から